2012年01月27日

「広重の予言」坂野康隆 講談社 2011/6

↑908位
広重の予言−「東海道五十三次」に隠された“謎の暗号” 坂野康隆
講談社   2011/6

広重.jpg広重の東海道五十三次の一枚毎に陰陽師?広重が江戸時代から
2013年までの歴史的イベントの予言を組み込んでいた! という、、、

坂野さんは芸大で美術を研究後、「シャーリ・マックレーンが影響を受けたチャネラー
ケビン・ライアーソンと話す機会が突然訪れ、ケビンが知るはずのない自分の生い立ちや
家族関係を語り、さらに自分(坂野)の前世がイチュウサイという名の画家の弟子だった、
という、、イチユウサイ:一遊斎とは広重の最初の画号です、、これは私が体験した実際の出来事です、。」 と語っている、、

53次、京都.jpg私(ごりら)は昨年暮れ、サントリー美術館で広重初の53次(永保堂版)を見たが最後の
京都3条大橋から眺めた東山の姿がちとおかしいな、、版画は左右逆に刷り上るので
比叡山かな? と思っていたが、坂野さんの解釈ではこれは2013年の噴火後の
富士山の幻影で富士の頭が噴火ですっ飛んでしまっているそうだ、、
実景とは違うのは確かであるが、、53次の各風景は道、山、川など沢山デフォルメされており
それぞれの風景が年代順に歴史が予言されていると、、(ペリー来航、大政奉還、五稜郭の戦い、
関東大震災、第一次大戦、、、、リーマンショック、、)  坂野さんがなぜ広重の絵に予言を見るか?
前述のイチユウサイ:一遊斎の生まれ変わりだからこそ、、と言えそうだ、、
広重の五十三次は21種類程度あるらしい、、がこの最初のバージョンがずば抜けて出来がよい
と、、

予言の話は別にしても、自然の息吹が身近に感じられ、人も大勢登場しアートとして
十二分に楽しめます、 (→ さらに人を減らし風景に重点が移ると巴水の世界です、、)
偶々図書館の開架で目に付いた本、、最近は広重や巴水など版画と共時性か、?  //


ニックネーム ごりら at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月31日

晦日詣の高尾山、、最近のアートなど、

暫くぶりです、、寒さ厳しき折、今年は晦日詣は凍えてしまうのでヤメと決めていたが
快晴の好天でそぞろ神にそそのかされ、いつもより1時間遅れで7時に登山開始、、
(写真は90度の修整が上手く行かなかったり、拡大できなかったりで苦戦中、、)
s-IMG_2299.jpg s-IMG_2296.jpg 
  七色?幕と竹で飾った山門     雪のある富士
七色の垂れ幕とは? 品が無い!  どうも最近薬王院がだらしない、、
商業主義/金儲けに手を染めすぎでは?  しゃんとしてほしいね、、
周りの自然は昔ながらの凛として素晴らしい、、3次元のこの世とは
次元を異にする世界と繋がっている、。
s-IMG_2297.jpg s-IMG_2298.jpg
  注連縄が新しい本堂       定位置:山門の風鐸

最近のアートから、、

s-IMG_2254.jpg s-IMG_2257.jpg
那須、板室温泉、大黒屋         同左 ロビー
以前から気になっていた大黒屋へ今月初めドライブ、、途中
那珂川の馬頭広重美術館、 芦野の石の美術館(いずれも
隈研吾の設計)に立ち寄り、川瀬巴水の特別展に感銘、、
ステイーブジョブズがお忍びで、上野のとある画廊によく購入に来たそうだ、、
雨の夜や雪降る風景画は格別、、広重や北斎のような人のオーラはないが、、

s-IMG_2263.jpg s-IMG_2265.jpg
    倉庫美術館              同左 部分
大黒屋は20-30軒ある板室温泉の旅館の中、唯一経営が
黒字だそうだ、、アートでリピータが絶えない、、菅木志雄(すが・きしお)
の作品が主で旅館の近くに美術館を建てて収蔵している、、
単に作品を並べているだけでは無く(これだけでも結構楽しいが、)
オーナーが菅さんのコンセプトとフィロソフィーに私淑していて、日々の生活に
活かされている、、また温泉風呂や部屋からの庭の眺めも気分快にて
過ごせ、アート好きなら嵌りそう、、徒歩15分の丘の上の温泉神社に
毎朝お参りされるようで、神社の風景も江戸の空気がそのまま、、

s-IMG_2253.jpg 石の美術館のある芦野に西行や芭蕉
の歌、俳句で有名な遊行柳があり、
当時の田んぼの中の柳も今と変らぬ
姿に感銘! 室町後期、観世信光
(1435〜1516)は、西行が那須・芦野で
詠んだ歌の柳を主題にして、謡曲「遊行柳」
を創作し、芭蕉は奥の細道で「田一枚植えて立ち去る柳かな」を残す、、
歴史が凝縮されたスポット!

ゴッホのデッサン、、ジャコメッテイの素描、、

s-ゴッホ素描 001.jpg s-ゴッホ素描.jpg
 ゴッホ 農婦と風車 1885    ゴッホ  木の習作 1882
初めて見るがいいねぇ〜、、説明は要らない、、
s-矢内原・ジャコメッテイ.jpg s-矢内原・ジャコメッテイ 001.jpg
「ジャコメッテイ」 矢内原伊作 みすず書房 1996.4

矢内原・ジャコメッテイ 002.jpg 矢内原・ジャコメッテイ 004.jpg
  矢内原とジャコメッテイ        ジャコメッテイのアトリエ

s-矢内原・ジャコメッテイ 003.jpgアトリエが有ったパリ、イボリット・マンドロン通り46
(1956年)
矢内原さんは哲学者として知られるが、
ジャコメッテイと随分親しいとは、、シャンソンの石井好子や
翻訳家の朝吹登水子、詩人のジャンジュネも登場し
楽しく読めます、、ジャコメッテイはザッキンやムアーと共に
彫刻では好きだが、素描は初めてで、しかも
矢内原さんを何十いや何百と描いていたのは
驚き! モデルを辛抱強く努めた矢内原さんの
ドキュメンタリーには感銘、腰を抜かす!!
「これほどの労苦、これほどの努力をして彼が実現
しようとめざしていること、それは見えるものを見える
とおりに描くこと、言い換えれば、存在にまつわりつく空虚を描き、空虚を
描くことによってそこにものを出現せしめることである、、、、、存在を打ち
消すことによって存在を喚起すること、それが彼の企てだった。」
モデルとして数年にわたり、ジャコメッテイの身近で見て感じた、矢内原さんの
まとめである、、。 //
 
ニックネーム ごりら at 14:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月03日

高尾山 (今年3回目)

s-IMG_2209.jpg s-IMG_2214.jpg s-IMG_2213.jpg
 曇りながら黒富士が!    いつもの定位置より     薬王院本堂

文化の日の早朝散歩は薄曇りの高尾山へ、、いつもながら素晴らしい自然の霊気、、
諦めていた富士がえらく近くに見えた!  下る途中の薬王院の山門の風鐸にご挨拶、
紅葉はまだ少し早い、、最近は12月が盛りになってきている、、本堂の建築も風格が
出てきた、、台風で途中の杉林がなぎ倒されている、、9時半に登山口に下りた、、
道一杯の登山客、、家族連れに圧倒される、、5年前が一昔の感あり、。 // 
(160X160の圧縮ながら、クリックで拡大せず、、はて?) 
ニックネーム ごりら at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月22日

北陸紀行

「奥の細道」の以下の出だしで、芭蕉が旅に憧れていた心境が良く分かります、、

「月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり、、日々旅にして旅をすみかとす、、古人も多く旅に死せるあり、、予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず、海浜にさすらへ、、、そぞろ神の物につきて心を狂はせ、道祖神の招きにあひて取るもの手につかず、、」
10月の初め福井、金沢、富山と初めてのカルチャー/パワースポットを車で一周してきました、、
説明は省いて、写真から感じてもらえればと、、(写真はクリックで拡大します、、)

s-IMG_2056.jpg s-IMG_2058.jpg s-IMG_2062.jpg
 南陽寺庭園跡           福井の一乗谷朝倉氏遺跡      永平寺山門
朝倉3代貞景が時の将軍足利義昭を
招いて観桜の酒宴を開いたところ                    

s-IMG_2064.jpg  s-IMG_2065.jpg   s-IMG_2067.jpg
那谷寺三重塔   堂内の大日如来(フラッシュごめん!) 同山門から緑陰
「石山の石より白し秋の風」芭蕉(奥の細道)

s-IMG_2069.jpg s-IMG_2074.jpg s-IMG_2075.jpg
白山比盗_社(しらやまひめ)     金沢兼六公園            同定位置より
全国白山神社の総本宮


s-IMG_2077.jpg s-IMG_2089.jpg s-IMG_2090.jpg
金沢二十一世紀美術館     輪島から能登最北端 禄剛崎灯台

s-IMG_2093.jpg s-IMG_2097.jpg s-IMG_2105.jpg
能登 見附島             能登妙成寺  曹洞宗大本山 瑞龍寺@高岡

s-IMG_2108.jpg
   s-IMG_2129.jpg s-IMG_2115.jpg
一向一揆の勝興寺 「喜知屋」 @富山県南栃市福野       菅創吉の作品
大伴家持の国守跡とも言われ万葉の歌が多く残っている

s-IMG_2122.jpg s-IMG_2131.jpg s-IMG_2136.jpg
菅さんの作品は近くで見ると小さな目や線描で大きなパワーを出している、、

s-IMG_2144.jpg s-IMG_2143.jpg s-IMG_2142.jpg
富山のMAU FINE ART ギャラリー 左は経営者の宇尾さん、右は共同経営者のJOHNさん

 

ニックネーム ごりら at 15:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月03日

UFO特集@夕刊フジ

s-宇宙人.jpg9月1日付夕刊フジが2ページにわたりUFO特集をやった!
昨年来、中国・杭州、フロリダ、カルフォルニア、横浜、ロンドン、ハワイ、
ルーマニア、ポーランド、ベトナム、、で数千の大量UFOが目撃され、何かの
前触れかと、、日本ではメデイ゙アが相変わらずのノーテンキか、読者を
意識してか、全く報道しないので、国民意識は鎖国のまま、、
海外では今や日常茶飯事に抵抗無く報道され、受け止められて
いるようだ、、目下のところ人類に対し危害を加えていないので
大きな問題にはなっていないらしいが、2012年問題がもし顕在化
するとUFO問題も人類全体のテーマとして浮かび上がってくるのでは、?
(記事の左中ほどの写真はUFOを追い続けている竹本良さん、、
この記事をクリックすると紙面が拡大して読める筈が上手く行かない、、
ごめんなさいねぇ〜、)   ビール 夜  //
ニックネーム ごりら at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

速水御舟の炎舞@山種AM/広尾(↓1947) 

s-炎舞.jpg
夏休み企画で動物を描いた日本画を60点前後展示している、、
お目当ての御舟の「炎舞」を見に出かけた、、絵に嵌められた
ガラスが反射の関係で少し見にくいのは残念、、この絵は
ゴッホと違って写真もよいが、実物はさらに素晴らしい、、
炎と巻き上げる煙の勢いは生命感に溢れ、闇の向こうの世界
とこの世を行ったり来たりする蛾の舞が幻想的だ!
全体の構図もいいねぇ〜、、  
安宅さんが当初集めていた御舟の逸品の数々が、ごそっとここに
来たはずで、陶磁のコレクションと相俟ってただならぬ眼力だったのが
よく分かる、、


ニックネーム ごりら at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月18日

今年2回目の高尾山 < ↓ 1247位 >

昨年も7月に登ったが、汗だくで夏はもう止め、、と思っていたが、3連休で同祖神の強い招きに逆らえず、6:10に6号路で登頂開始、、高尾山がミシュラン三ツ星に認定されて登山者が急に増え、とくに最近はファッション雑誌から飛び出たような登山ルックの20才前後の女性グループと家族連れが多い 、、その前から多かったシニアも頑張ってる、、女性が全体の7割? 元気ですね、、お父ちゃんは疲れて家でお休み、?

F1000224.JPG    F1000223.JPG
真ん中の向こうにわずかに富士山が、、         下る途中にある薬王院山門の風鐸

いつも6号路を登るが、ここの良さはなだらかな登りが3.7kmで、せせらぎが近くを流れ、
杉の大木や潅木、草花が茂って、自然と一体感が味わえること、、5月の連休はシャガが満開で
新緑の香りがすばらしかったが、今日は翠の爆発と満開のアジサイの花、、
一人で登ってると、前後に人がいない時間が多いが、足を踏み外して、渓流で気絶しても誰も
助けてくれないだろうなあ、、とぼんやり思いが流れることも有ります、、山頂では今年初めて
富士山がお出迎え、、雪はすっかり溶け、黒富士の山容、、朝7:30はまだひんやりした風が
汗肌に心地よい、、。// 
ニックネーム ごりら at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月03日

ワシントンナショナルギャラリー展@新美術館、六本木

< ↓ 1408 >
image[2].jpgf0080102_221323[1].jpg

(写真のサイズがアンマッチだが、ネットから拝借、、)

ワシントンのナショナルギャラリーと聞いて、懐かしさもあり行ってみた、、グレコやホッパーなど昔見た作品は
来ていなかったが、 最終コーナーのゴッホのこの2点に腰を抜かした、、ゴッホは10F以上のサイズがよい、、
小さなものも良く展示してあるが、10F以上には敵わない、、この自画像は1889年の作品で亡くなる前年、「薔薇」はその翌年、、自画像は稲妻が魂の奥深く入って内から光り輝くような凄み、、薔薇は花瓶の外の枝を配することで全体のバランスとエネルギー場がたゆたう絶妙感、、やってくれるなあ!!  
なぜか分からないが、ゴッホは、写真や精密な複製ではこのエネルギーが伝わってこない、、
(モネは作品から1mくらい離れたばしょが最もエネルギー値が高い、、という特徴あり、)
ニックネーム ごりら at 08:46| Comment(5) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月26日

「安藤忠雄 住宅」 安藤忠雄、 2011/3、エーディーエー・エディタ・トーキョー


s-安藤住宅.jpgコンクリート打っ放しがトレードマーク、、安上がりだが住めないだろうなあ、、  先般の日経の履歴書の文章が印象に残っていたので最新作をトライ、、

「小さなスケールの住宅であっても、創造力を持って向かえば壮大なスケールの「建築」はできるんです。 志高く前を向いて走っていけばいつかはそれを受け止めてくれるクライアントが出てくるかもしれない。
与えられた条件に合わせてつくるだけの仕事ではダメです。 こちらに強い思いがないと相手の気持ちも前へ進んでいきません。」  P269

「敷地を発想の原資とする一方でやはり私の中でも言葉にできないアイデアというか理想の風景のイメージみたいなものがあるんだと思います、、」  P273

「お金があってもなくても敷地が広くても狭くても建物はできます。だけど思いがなかったら「建築」はできない、、」 P275

あくまで謙虚で自分になりきって書かれているので、強く惹きつけられ、異次元に誘引されますね、、 右斜め上  リゾート
ニックネーム ごりら at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月25日

桜井陽司展@アートロベ、銀座

s-桜井陽司.jpg < アクセスランクは650位にアップ >       

桜井陽司
、、ギャラリーから案内を貰い気になる画風! 初めての画家ながら、びっくりして腰を抜かした、、スリジエ、ゴッホ、スーチン、、の系統か、?  大正〜昭和を生きたどの会派にも属さない一匹狼、、日本の画家で似た画風は、村山 槐多 ? 

s-桜井陽司 001.jpg 
s-桜井陽司 002.jpg



会派に属さず、一生描き続けた画家は多い、、
福岡の野十郎さん、山本丘人さん、牛島憲之さん、日の当った画家もいるし、そうでない方もいる、、  共通しているのは見る人に直接生きたエネルギーが一瞬のうちに流れ込んでくる絵を画いたこと、、





北千住の町







s-桜井陽司 004.jpg


この桜井さんにも多くの隠れファンがおられるそうだ、、この画家の作品だけをコレクションしている方、、毎月生活費を節約し積み立てて購入する人、、桜井さんは10年前、85歳でなくなったそうだが、魚や果物、パンをアトリエへおみやげで持参しても、まずはそれを描いてから頂くのが常だったそうだ、、 亡くなるまで清貧の生活を送られたとか、、




JR神田の高架

ニックネーム ごりら at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする